初心者向け育成考察用「参考資料」 素早さ調整の仕方編
こんにちは、ゆったです
今回はピックアップした育成考察ではなく
素早さ調整
という点において語らせて頂きたいと思います
玄人の人達の調整で、よく素早さを振り切らず
「⚫⚫抜き調整」
という言葉を目にするかと思います
例えば、スカーフで130族抜きとかそういうものですね
調整する、というのは初心者目線ではかなり難しそうなイメージがあるかもしれません
しかし、対戦においてこれを「知っておく」事は大事な事だと私は思います
基本的に、振り切り252の努力値を注ぎ込むのは否定されることではありませんし
ポケモンによってはそれを推奨する事も多いですし、基本的に対面する相手の素早さは252、4、0の3択で考えてしまっていいかと思います
さて、まずはこの素早さ調整ですが
まずはこの利点について
例えばなんですが
今作、ドラパルトのS142族が1番使われる最高ラインにはなるかと思います
(実質的な最速はテッカニンのS160族ですが、こちらが流行るというのは薄いですし、そもそも抜く必要も無いかと思います)
このドラパルトをこだわりスカーフを持たせる、素早さ上昇技を使って抜く、というコンセプトで育成を行う時に
「252振りする必要が無い」
という感覚がありませんか
実際、必要分だけ素早さに振れば、あまりを耐久値に回すことができ、それによって被ダメージの減少、つまりは勝てる試合幅も増えていく
という考え方になります
これの代表例はギャラドスやバンギラスなんかが有名ではないでしょうか
例えばドラパルトというポケモン
素早さ最速で実数値213
準速(性格補正無し)で実数値194
という数値になります
これをスカーフ持ち(S1.5倍)で抜くために必要なのは
213÷1.5=142
この実数値142で同速なので
143以上の素早さ実数値が必要であると言う事が求められますね
これを種族値に合わせると
素早さ種族値78族(ホルード)のポケモンが最速で実数値143
素早さ種族値91族(ロトム)のポケモンが準速で実数値143
という事になります
このポケモンよりも素早さ種族値が速いポケモンであれば
この143という実数値に合わせて素早さを調整する事により、余りを耐久数値(HBD)に回すことが出き、無駄を省けるという事になりますね
もちろん、同族対決まで加味したいとか、相手の何かがスカーフを持っていたらという所まで考えるのであればそれ以上振れば良いので、今回はスカーフではないドラパルトを見る、という考えで後に続けます
余った努力値を他に回して調整する利点として
真っ先に上げられるのがHP
ステルスロック等の定数ダメージへの対抗として「奇数」にするのが良いというのは有名でしょうか
普段AS、CSに252振っていた分を
ココでHPにSの分から割くことで、
欲しい数値に合わせる事が出来るわけですね
ちなみに、努力値については
レベル50なら8n+4=n+1の変動
という所を覚えて貰えれば簡単なのかもしれません
種族値+52=準速(性格補正無しS252振り)
準速×1.1=最速(端数切り捨て)
が数値なので、手計算でもこの数値は求める事が可能です
努力値は252まで振れ、50レベルだと8n+4=n+1変動なので
4=1 12=2 20=3 28=4 36=5 44=6 52=7
60=8 68=9 76=10 84=11 92=12 100=13
108=14 116=15 124=16 132=17 140=18
148=19 156=20 164=21 172=22 180=23
188=24 196=25 204=26 212=27 220=28
228=29 236=30 244=31 252=32
こちらが調整早見表といったところですね
素早さ実数値に関しては、各所サイト検索でポケモン図鑑のような項目によく「最速」「準速」「無振り」「最遅」という項目で書いてあるかと思いますので
この「無振り」から
性格補正が有るなら1.1倍したものを
補正無しならば無振り数値をそのまま
活用し、調整早見表からいくつ振ればいいのかを求められますのでコピーペーストして活用して頂ければと思います
総括すれば
抜きたいポケモンの最速値÷1.5+1
=使いたい素早さ1段階アップさせるポケモンの実数値
となりますので
今後のポケモン育成に活かせればと思います
それではまた