ノーマル統一編2 〜実際のパーティ組〜(統一編初回のため項目説明がかなり長いです。)

どうも、ゆったです。

今回は前回お話した通り、実際のパーティ組についてお話したいと思います。

さて、パーティ組としても様々なやり方があるかと思います。
強いポケモンで固める、コンビネーションから選ぶ、好きなポケモンを使う...etc

人それぞれパーティの組み方は好みや個性が示されるものです。
今回は、実際のパーティ組に合わせて個人のタイプ的にどのような組み方をするのが良いのか、というやり方をご紹介します。
気をつけて欲しいのは、「私が話す内容は答えではない」という事ですね。
戦術に答えというのは無くていいし、正直あってはいけないと思います。
「参考にする」
という感じで考えて貰えたら良いかと思います。

・タイプ統一であるということを理解する

まず、ここに関しては「タイプ統一を組む」という上で絶対に理解していないといけません。
これは、タイプ統一として戦う為の絶対条件。且つ、これのせいでタイプ統一にハマるという点であると思います。

前ブログでもお伝えしている通り、1タイプが固定されている為に
「同じ弱点が露呈している」
というのが特徴です。
その為、不用意にポケモンを選択すれば「1匹で全滅」なんて事もざらにあります。
そういうもんなのです。
例えばノーマルタイプで言えば、バシャーモルカリオに上から殴り続けられたら負けます。
そりゃそうです、無効にも出来ません。
反撃になんて出来るポケモンも居ません。
なので、対策する事を疎かにすればほぼ確定にこの2匹の1匹で負けます。
何を組むにしにても、これを対策しない事には満足に戦えません。
逆に言えば、これを対策、看破する事が出来ればグッと勝利の確率を近づける事に繋がります。
己の弱点を知ると言うのはそれ程大事な事なのです。
ただこれは、「苦手への対策」という事で別途お話したいので、今回は「弱点」についてというよりもポケモンの取捨選択という話になります。

・個性、タイプ別にオススメしたい構築の組み方

ここからが今回の本題です。
個性、タイプ別という内容ですが
この「タイプ」は戦闘傾向や使う本人の考え方を示すものですのでポケモンのタイプでは無い事をご了承ください。
あくまでも、ノーマルタイプ基準となります。

まずは、ざっくりと戦術タイプを分けます

①合理性を求める安定型
②奇抜性を求める奇襲型
③読み合いに自信、流れを作り出す流動型
④力こそ全ての脳筋
分けるとこのような戦術傾向になるかと思います。
これは別タイプの時でも同様な分け方で説明致しますので今回で纏めさせて頂きたいと思います。

①合理性を求める安定型
この人々は、一般的に「実績のあるパーティ」や「テンプレートを基軸としたポケモン」を好みます。
技にも、ギャンブル性の高い技、つまりは「命中不安」や「一撃必殺」をなるべく採用回避したいという考え方があります。
選択するポケモンも、好き嫌いを問わず、強い、勝てるというハッキリと戦闘と好みを度外視して考えられる人々です。

②奇抜性を求める奇襲型
この人々は良くいえばエンタメを追い求める人達。
1度しか刺さらないような突発性、しかし爆発力のある戦法を好むため、ギャンブル性の高いものさえも戦術に組み込むことを好む傾向があります。
簡単に言えば「こいつさえギガインパクトで倒せればイける」という戦法。
④と似てるようで、使い所はきちんと見極めてくるので少しばかり嫌らしい側面がありますね。

③読み合いに自信、流れを作り出す流動型
この人々は「予め勝ち筋を想定してパーティを作っている人々」になります。
①の安定型と異なるのは、対応力としての差というところ。
①の人々のが対応力は基本的に良いですが、③の人々は対応を「相手にさせる事」がそもそも戦術なので、自分が対応するのは「勝ち筋への道作りの切り替え」です。
合わせる、のではなく合わさせる。
その為、やや奇抜性の高いパーティ相手の対応に困る事も多い考え方になりますね。
一般的に、「レーティングバトルで強い構築」はこの人達が多いのではないでしょうか。

④力こそ全ての脳筋
一般的に「対面構築」と呼ばれる人達の極地、殴れば勝てる戦術を作るのがこの人々。
高い火力で押し切ればいい、細かい補助技はまどろっこしい。
1匹で1匹落とせば勝てるというのがこの人々ですね。


ざっくりと戦術傾向はこの4タイプ。
人によりその傾向は異なりますし、極端な感じで書きました。
例えばこれが②と③両面ある人も居ますし、様々な考え方があります。
自分がどういうパーティや戦闘の流れをするのか、1度深呼吸して考え直してみると戦術傾向が浮かぶのかもしれません。

そして、2段階目。
選ぶポケモンの傾向、好み、なんか選ばなきゃいけない宗教に入ってるのかという考え方をさっくり纏めさせて頂きたいと思います。

❶好きなポケモンを使いたい。相棒傾向
❷勝つ為なら何でも良い。雑食傾向
❸人と違うポケモンを使いたい。天邪鬼傾向
❹登場人物になりきりたい。演劇傾向

ざっくりと分けてこの4つ。
それぞれ説明させて頂きますと

❶相棒傾向
可愛い、格好いい、この見た目が好き。この色が好き。等など
使いたいポケモンを使いたい人々。
正直タイプ統一向きとはあまり言い難いところがあり、それでもこの傾向の人々が多く界隈に存在しているとも思います。
初めての色違い、ストーリーからのパートナーって人々もこの傾向ですね。
この傾向に「ただ強いポケモン」を提示するのは正直間違いだと思います。
いくら強くても、バトルを楽しめないからですね。
この傾向には、その範囲内での戦術を組み立ててあげるのが最適解かとも思います。

❷雑食傾向
この傾向の人々はとにかく貪欲に勝ちにいきたい人達なので、どんなポケモンをオススメしても基本的には受け入れて貰えます。
その為、パーティをオススメするという点においては非常に楽です。
しかし、使用した段階で活躍しなければ捨てるのも早いですし、熱しやすく冷めやすい。そんな傾向があります。

❸天邪鬼傾向
マイナー厨と呼ばれるのもこの人達。
人が使ってないものを使いたい。使われてないポケモンで勝ちたい。
人気ポケモンは敵。
この人達にはそんな感情が強く手持ちに反映されています。
❶と違うのは、別にこのポケモンが好きとかそんなんじゃないところと、好きなポケモンでも流行ってくると使うことに苛立ちを覚える事ですね。
この傾向には②を極地まで考えてあげてオススメするのが最適なのかなと思います。

❹演劇傾向
この人達はストーリー中に登場するジムリーダー、四天王のパーティを模写している人達が多いです。
その為、パーティの制約がタイプ統一なのに更にめちゃめちゃにかかっている事が問題点となります。
対策とかそういう問題じゃないジムリーダーなんかも確かに居ますので、戦術の組み立て自体は非常に困難。

ポケモンの選択傾向はおおよそこんな感じかと。
①〜④と❶〜❹の組み合わせでパーティ組がガラッと変わります。
その為、「具体例」というものをオススメしても「自分と考え方が違う」という事で一つの説明ではパーティ組の参考にはなりにくいと思います。
私のブログにおいては、各項目にてこれを説明させて頂きたいので、今しばらくお付き合いください。
又、❶〜❹は今後活用するものなので今回は別途として。
①〜④としてだけ分けて語らせて頂きたいと思います。
(❶〜❹はポケモン選択の視野関係の為、中身変化、対策面という形でお話をさせていただきます。)
(ここまで目を通してもらってありがとうございます。まだ続くので休憩してくださいね。)

・実際にパーティを組む際の考え方
さあ、やっとここまで来てこれが来ました。
前述したところをここでやっと活用出来ます。
(これ作ってるの仕事中です。)
戦術別・傾向別に書くので、「自分はこれか」という形で飛ばしても構いませんのでよろしくお願いします。

①安定型のノーマル統一の組み方

基本的には全般的な戦闘をこなせるパーティ。
安定型、という事でそもそも命中不安や不確定要素を取り入れるのはパーティ組においてストレスになるかと思います。
そうなると、パーティには
ポリゴン2
・ラッキーorハピナス
メガガルーラメガミミロップ
カビゴン
等を求める形となるでしょうか。
物理受け、特殊受けの選択
安定した火力で押せるメガシンカ
耐久値で抑えを効かせるカビゴン
そもそもがこのようなポケモンを扱う事自体が得意な人達なので、もはやこの4種を扱うだけでことが済みそうです。
技自体も、「おんがえし」や「じしん」等の命中100技を基軸とするので、そもそものポケモンの火力も必要です。
ことノーマルタイプにおいて、安定技で火力を一定数出せるポケモンというのはわりと限られています。
その為、ケッキングやレジギガス等は避けるのが無難。
残りの枠には「とんぼがえり」「ボルトチェンジ」等を扱える
ムクホーク
ホルード
エレザード
なんかを入れるのがマストかもしれません。
ポリゴン2の技構成も、変に奇抜にいじらず、「れいとうビーム」や「ほうでん」を軸にすると戦いやすいと思います。

安定型オススメのポケモン
メガガルーラ
耐久値、火力共にノーマルタイプでは秀逸。
素早さも中程度あり、バランス良く戦える。
ポリゴン2
ノーマルタイプの守護神と言えばこれ。
逆にこれが居るからメガボーマンダメガメタグロスに安定した戦い方が可能。
補助技幅広く、積みポケモンにさえ気を付ければ安定した戦い方が出来る。

②奇襲型のノーマル統一の組み方

この傾向の人達は①で紹介したポケモンを軸にしながら、「部分的に変化させる」のが大事です。
全てを奇抜性の高いポケモンにするのは、奇襲するにしても餌がありません。
「奇襲」というのは「不意を突く」という事なので、基本的には安定した戦い方を取れるようにするのがベスト。
その安定感の中で、「一手」変えられるようにします。
例題としてはかの有名?な「特殊メガガルーラ」なんかがそれですね。
大事になるのは「相手に読ませる事」です。
読ませた上で、不意を突く、意外な技を飛ばしましょう。
その為、パーティを組む時には1度「安定型に組む」のが大事です。

奇襲型オススメのポケモン
カクレオン
攻撃するとタイプが変わる一風変わったポケモン
「かげうち」による格闘避け等を駆使する事でフェローチェルカリオ等の格闘タイプを相手にする事も出来る。
特殊耐久値も大きく、ボルトロスウルガモスといった特殊アタッカー相手にも強く出れる奇才。
ザングース
特性「どくぼうそう」はどく状態で強化される特殊な特性。これはポリゴン2等の耐久ポケモンと相性が良い。
相手の「どくどく」を読んで繰り出しても良いのでポリゴン2にどくどくを繰り出しにくくさせる性能があるが、他に「いのちがけ」という技も覚える。
一人一殺という言葉その通りに、体力がザングース以下ならば処理できる。
意外とHP数値は低くないこのポケモンなので、幅広くこの技を繰り出す事で優位が取れる相手も少なくない。

③流動型のノーマル統一の組み方

この傾向の人達に実践して欲しいのが
「誰で勝つかを最初に決める」事です。
具体的には、2匹程。
逆算して戦術を組み立てるパーティ編成というのが望ましいかと思います。
例えば、「最後は電気Zホルードで勝つ」という目的でパーティを作るとします。
この段階で、予め仮想敵を設定。
この場合、ラストに来て欲しいのがギャラドスなのでパーティを「ギャラドスが確実に来る」という所まで想定したくなります。
そうなると、単体でギャラドスを止めてしまったり、ギャラドスに「りゅうのまい」を積ませるポケモンというのはあまり好ましくありません。
逆に考えれば、「このポケモン相手にギャラドスで積めれば」という事を考えさせるのは理想的です。
私の場合ではありますが、まずはポリゴン2
このポケモンは「ギャラドスで挑発したい」「そもそもメガギャラドスが一撃で倒される事も少ないので積みに来たい」と思えるポケモンでもあります。
その為、このポリゴン2に「素早さを下げる技」や「素早さを逆転させる技」の採用が最後の流れに重要となります。
そしてミルタンク
ステルスロック」を撒く事で「きあいのタスキ」や「がんじょう」そして「飛行ポケモン」への牽制とする事が可能です。
「でんじは」や「がんせきふうじ」により「りゅうのまい」での素早さアップを封じ込め、ラストのホルードを楽にする作用もあります。
戦闘面において、この3匹を順次使っていくことにより、ラストを「ホルードの電気Z」でギャラドスを突破。という、ギャラドス入りのパーティへ有効な流れを作る事になります。
あとは最終局面までの道中の事を考えて他のポケモンでカバー、例えばミルタンクポリゴン2が戦えないポケモンへの対応をするポケモンを嵌め込むとパーティ組が出来る、という流れです。
つまりはこの傾向だと、「覚える技」を大事にすると良いかと思います。
「おいかぜ」「トリックルーム」は勿論のこと
「こごえるかぜ」「がんせきふうじ」「でんじは」等の速度優位変化や特性「いかく」や技「フェザーダンス」「おきみやげ」「すてゼリフ」等の火力低下技を駆使するポケモンからフィニッシャーに繋げていく立ち回りを流れに組み込む事でより安定感を増すことが出来るでしょうか。

流動型オススメのポケモン
ホルード
最終系フィニッシャーとしての火力は十二分にある。
このポケモンを暴れされる事が出来れば厄介極まりない。
技も多種多様なので、パーティに合わせて幅広く変化が可能。
ポリゴンZ
流動型フィニッシャーとしては破格の性能。
とにかくこのポケモンの「テクスチャー」を「ノーマルZ」で通せれば優位間違いない。
通常は「10万ボルト」を軸にする事が多いですが
ことノーマル統一においては「シャドーボール」や「サイコショック」を軸にすると良いかと思います。

脳筋
この傾向の人達は戦術なんてまどろっこしい事考えてもあまりしょうがないのですが、1番大事なところは
「苦手タイプのポケモンを一撃で倒せるように」する事です。
特に頭に入れたいのが
・鋼タイプ
・炎タイプ
・格闘タイプ
の3種類
このタイプのポケモンはノーマルタイプが苦手とするポケモンが多く存在して居ます。
上から殴る、受けてから殴る
その選択が重要になります。
この傾向だと、道具選択が重要視されます。
タイプ統一では一般的に「こだわりスカーフ」や「こだわりハチマキ」等のこだわり系アイテムは選択肢を狭める為に避けられる事が多いのですが、むしろこのアイテムを積極的に使う事になるかと。
更には、受けて殴るという観点から「ヨプのみ」や「ジャポのみ」「レンブのみ」そして「ゴツゴツメット」等の採用も一手。
一気に攻めて一気に終わらせる。それもポケモンの醍醐味ですので、如何にして通し切るのか、それが最大の争点だと思います。

脳筋型オススメのポケモン
ムクホーク
捨て身ブレバやインファイト等の高火力技を上から押し付けるには最も適したポケモン
意地っ張り、特性「すてみ」における「すてみタックル」はH4カプ・テテフ、H4カプ・コケコを一撃で葬る火力。そして、「ブレイブバード」は一般的なルカリオをほぼ一撃で瀕死にする事が出来ます。
ケンタロス
S110はノーマルタイプでも高水準。
今作から「すてみタックル」を取得出来た関係でようやく「おんがえし」を超える一致技を貰えました。
物理技も汎用性の高い技を多く覚え、特性「いかく」により耐久値も数値以上のものがあります。
雄牛の見た目の如く、相手に猪突猛進するのにこれ程頼もしいポケモンも多くないでしょう。


さて、今回のパーティ組についてはどうでしたでしょうか?
あくまでも、パーティを組む段階における参考として捉えていただけたらと思います。
別タイプ説明では、今回の部分をある程度省かせて頂くことになるので読みやすくなっていくかとも思います。今回は初回なので長くなってしまって大変読みにくく、申し訳ございませんでした。
戦術面におけるパーティ組は様々なので、自分の傾向に合わせて作ることがストレスフリーなバトルで楽しむコツであると私は思っております。
今回紹介出来なかった「対策面」の話はまた後日、更新させていただきますのでよろしくお願いします。
今回の内容と、対策面のお話を見て頂く事でより深く、ノーマルタイプ統一については理解していただけるのでないかな?と思っておりますので
また次回。

それでは

~ノーマル統一編 その1~

こんにちは、ゆったです。

今回はポケモンのタイプの中でも
最もオーソドックスなタイプ

「ノーマルタイプ」

でのタイプ統一についてお話させていただきます。

又、予めお断りをさせて頂きますが
パーティにおける考え方は様々です。
その為、私の書く内容が全てではありません。
私は、私自身が経験した上でこう思った、というものを書かせていただきますので
一種の参考文献としてだけ捉えてください。


・タイプ特徴について

弱点は格闘のみ
耐性面で有利なのはゴーストタイプが無効化される事。
それ以外は全てが等倍ダメージになります。
その為、耐性面は低いようで低くなく、高くもないところになります。
ゴースト技が無効化されるので、「かげうち」という先制技は意識する必要もありませんね。
現状、ノーマル・ゴーストタイプやノーマル・毒タイプという複合は存在しませんので
「格闘タイプが等倍になる」
という複合タイプは
飛行・エスパー・妖精の3タイプいずれかの複合があるポケモン

オオスバメ
オニドリル
カモネギ
キリンリキ
ケンホロウ
ドードリオ
ドデカバシ
プクリン
ヤレユータン
ヨルノズク

最終進化系であり、最初から等倍になるのはこの種類
メガタブンネや、ヤヤコマチルット等を足すともう少し増えますがそれは別で

ざっと、この種類のポケモンだけが格闘技を等倍にできるが、そもそも耐久ステータスが低めなポケモンが多く存在する為
実際に受けると等倍でも大きなダメージになってしまいます。

又、この「ノーマルタイプ」には補助技を幅広く使えるポケモンが多数存在します。
それでも、ステータスは低いポケモンが多く、「いたずらごころ」や「かたやぶり」といった特性を持つポケモンも存在しない為に、やや使いにくい部分も多くあります。

そしてノーマルタイプ最大の特徴とも言えるのが、他タイプに比べて
「圧倒的な種類の多さ」
が代表的です。
選択肢が多いというのは、相手との駆け引きをする上でこの上なく大事な事です。
色々なポケモンが居て、そのポケモンそれぞれに沢山の技の候補、色々な型が存在するというのは対戦相手の思考を困惑させ、自分の中身を読みにくくする、バレにくいという優位性がこのタイプの最大の武器になり得るでしょう。


・代表的な「強い」ポケモン10選

これからご紹介するのが、この「ノーマルタイプ」の中でも代表的な、「個」としての強いポケモン達です。
パーティの中心となり得るポケモン達をまずは知っておくことも大事な事です。
対戦相手も、パーティの中に居るこういったポケモンを警戒しますからね。

メガガルーラ
言わずと知れた特性「おやこあい」
2回攻撃、2回目の威力は1回目の0.25倍になります。
この特性の特徴は威力を上げることよりも
「多段ダメージにしてきあいのタスキ、頑丈を突破出来ること」

「追加効果も2回分の判定になる」
という事にあります。
具体例としては

メガガルーラが技「がんせきふうじ」を使用

相手のポケモンの素早さが2段階下がる

という事です。
第6世代では2回目威力が0.5倍だったものが、現在はその強さから修正され0.25倍となりました。それでも、上記例の内容に変更は無いので、今でも存分に使う事が可能です。
又、覚えておきたいのは「固定ダメージは0.25倍にならない」という事。
例えば、「ちきゅうなげ」レベル50戦で使うと
「2回分の50ダメージ」が入り、100ダメージの固定ダメージになります。
「カウンター」に至っては、受けたダメージを倍にして2回分、4倍ダメージで返せるという事も覚えておきたいところです。
耐久に振ったメガガルーラでカウンター2回は爽快の一言。

メガミミロップ
ノーマルタイプ屈指の素早さ。
現在、このメガミミロップに次ぐ素早さはノーマルタイプでは「オオスバメ」になります。
初めてノーマルタイプで素早さが130族を超えるポケモンが現れました。
それだけでも凄いのですが、このポケモンの本当の強味は優秀な攻撃力と特性「きもったま」それに技の「とびひざげり」となります。
ゴーストタイプに、タイプ統一技であるノーマルタイプ技が通るようになる事は勿論、格闘技もきもったまの対象であり、ゴーストタイプに当てる事が可能となり、優秀な攻撃力から放たれる威力130一致という格闘技
ノーマルタイプ技が半減となるのが
岩・鋼タイプであり、格闘技はそのタイプに弱点を突く事が出来るため、非常に優秀な組み合わせとなっています。

ムクホーク
別名、焼き鳥なんて呼ばれていますが、その通り
自らの身体を痛めながらする
すてみタックル」「ブレイブバード
という技がこのポケモンの強味で
特性「すてみ」と相性が良いのです。
例えばこのムクホーク、意地っ張りですてみタックルをするとH4振りカプ・テテフとH4振りカプ・コケコなんかも一撃で倒すことが出来る火力があります。
サブウェポンとして「インファイト」「とんぼがえり」を覚えるので範囲も優秀、且つとんぼがえりのおかげで苦手な相手からも退散しながらダメージを与えに行けます。
こと「火力」という面についてはこれ以上無い程頼もしいポケモンですが、なんとこのポケモンは「防御面」でも非常に頼もしく
特性を「いかく」で使用する事により
持ち物をゴツゴツメット、「はねやすめ」を覚えさせ
優秀な物理受けとしても作用。
前述した通り、ノーマルタイプのうち「飛行」を持つポケモンは唯一の弱点である「格闘」を等倍になります。
明確な対策として機能し、このゴツメムクホークは数多のノーマル統一使用者でも幅広く愛用されている型の1つでもあります。

ポリゴン2
おそらくノーマルタイプの中でも最も警戒されるポケモンの1匹。
進化先のポリゴンZ以上に、幅広いトレーナーに愛用され、又、嫌悪されているポケモンです。
特筆すべきはその耐久性。
このポケモンは2世代当時、最終進化系でしたが、4世代からポリゴンZという進化先を取得。
その関係で、最終進化系ステータスとしての「しんかのきせき」を持てるポケモンとして飛躍しました。
数値面でも優秀ですが、このポケモンがノーマルタイプで統一する面で更に恐ろしいのが
「戦闘中にタイプを変更する事ができる」
「優秀な回復技を持っている」
「そもそもしんかのきせきに頼らなくてもいい」
「特性3種が全て優秀である」
「補助技で後続を支援しやすい」
という5項目にあります。
っていうか、これだけ見たらほんと性能可笑しいとは思いますね。
戦闘中にテクスチャー、テクスチャー2をする事でタイプを自在に変更する事がこのポケモンには可能。
タイプ変更するだけの技じゃーんとも思いますが、そもそもノーマルタイプオンリーの編成なので、全然弱点では無いタイプや一貫性の無いタイプに変更する事により相手の通りを悪くすることが出来ます。
更にはこの技をノーマルZで使用すると、攻撃、防御、特殊攻撃、特殊防御、素早さの全ての項目を1段階上昇するという恐ろしい技になっており、攻守共に活躍するポケモンに変動する事が可能です。
特性の「トレース」は相手の特性になり、例えば「いかく」のポケモンをトレースすれば攻撃力ダウンを出来る等、優秀な特性で
「ダウンロード」は相手の防御、特殊防御のうち低い方に対応した有利な攻撃、特殊攻撃のいずれかを1段階上昇させ火力の底上げに
「アナライズ」なら後攻で攻撃する時に技威力を上昇させる、そもそもポリゴン2は耐久ステータスを上げるポケモンなのでそれだけでも有利な立ち回りが可能となります。
・回復技の自己再生
・素早さ反転のトリックルーム
・継続して支援できる電磁波、どくどく
・補助技を止めるちょうはつや耐久ポケモン対策に打たれやすいどくどく、あくび等を反射して相手に与えられる「マジックコート
等など、とにかく多彩
攻撃面としても、
・相手の攻撃力で技を放てる「イカサマ」
・汎用性の高い「れいとうビーム
・麻痺効果3割という安定技の「ほうでん」
・一致技で火力もそれなりに有り、追加効果がどれも強力な「トライアタック」
と、とにかく選択肢の幅がこれ以上無く広いポケモンとなっています。

ポリゴンZ
ポリゴン2を前述で長々と紹介してしまいましたが、このポケモンはその進化系。
つまり、ハイグレードになったのがこちらです。
ポリゴン2が「防御面」ならば、ポリゴンZは「攻撃面」でとても優秀、且つノーマルタイプの鬼として活用されます。
技の項目は前述したポリゴン2からも非常に優秀ですが、ポリゴンZになると特性に変化が
こちらは
てきおうりょく」という特性を持つことが出来ます。
このてきおうりょく、一見すると「ノーマルタイプの技威力が上昇」と考えますが、それでは50%で、前述した「テクスチャー」にて本領発揮します。
Z技の内容を前述していますが、このテクスチャーは
「テクスチャーをするポケモンの技項目1番上の技タイプに変更する」
という条件が有ります。
これにより、自分の所持するどんな技のタイプにもなれ、能力上昇、且つてきおうりょくが対応するという、とんでもない火力を引き出す事になります。
そもそもノーマルZでテクスチャーを発動するので、ノーマル技が等倍で通る相手ならば
「ノーマル技の攻撃をZ技使用」する事で1匹を確実に仕留める事も出来るので
相手にすると非常に厄介なポケモンです。
前回、「電気タイプ」の項目で
「電気と氷の技相性が良い」
と述べましたが、
例えば
・10万ボルト
れいとうビーム
・テクスチャー
・じこさいさい
という技構成にすると
テクスチャーで電気タイプになり、圧倒的な10万ボルト火力、通りの悪い相手にはれいとうビームで通していく
というとてつもなく強い電気タイプを1匹使用出来る状態になります。
ノーマルタイプの中でも、ノーマルタイプ外の運用が出来るという、非常に特殊なポケモンです。

カクレオン
さて、このポケモン
正直、一般的なパーティではあまり見ませんが、事ノーマルタイプにおいては非常に優秀なポケモンとなります。
特徴としては
・多彩な技範囲。物理も特殊もどちらも幅広く、技マシン、教え技で覚えるタイプ数がとにかく多い
・優秀な特殊耐久
・特性「へんげんじざい
・先制技
というところ
特に特筆すべきはへんげんじざいと先制技です。
ノーマルタイプの弱点は格闘タイプ、ですが、このポケモンは「へんげんじざいでかげうちが放てる」為にゴーストタイプに変更する事が出来ます。
これにより、格闘技を回避する事が可能となります。
更にはふいうちも使えるので、高火力先制技で悪タイプに変更。
ゴーストタイプの弱点もこれで回避する事が可能です。
このふたつの技を駆使する事で、弱点をとにかく突きにくいポケモンとなっています。
へんげんじざいでタイプが変更するので技は全てタイプ一致の1.5倍になり、火力の底上げにもなっているため、舐めてかかると思いの他痛い目に逢うポケモンの1匹に
筆者の私も、長年愛用しているポケモンの1匹です。

キテルグマ
ノーマル・格闘タイプのこのキテルグマ
アニメでもロケット団と一緒に居るのが印象的ですね。
このポケモン、可愛らしい見た目ですが、やってる事は完全に「グルーミー
恐ろしい熊です。
高い攻撃力に優秀な耐久数値。
それに合わせて特性「もふもふ」がとても優秀です。
この「もふもふ」は炎技が威力倍として被ダメージになる代わりに、「接触技が半減」という内容です。
これにより、接触技が多い格闘技については「実質等倍」となり
タイプの枠を超えた耐久性能を発揮します。
元の耐久性も合わさり、どれぐらい強いのか?というと
バシャーモとびひざげりを耐えれる」
くらいの硬さに。
折り返しに範囲の広い物理技で攻撃し、倒しに行けるという、「ノーマルタイプに強い物理アタッカーに強いノーマルタイプ」というちょっと面白いポケモンになっています。

メタモン
ノーマルタイプを語る上で外せないこのポケモン
特徴は「へんしん」
技もへんしんしか無く、このポケモンは「相手のポケモンに成り戦う」ポケモンです。
コピーがオリジナルを超える、という戦いですね。
夢特性で、出した瞬間から相手の対面ポケモンにへんしんします。
これにより、例えばランドロス(霊獣)に投げて地震を回避且つ威嚇を入れる等の戦術も取れるように。
能力の上昇、下降段階もそっくりコピーする為、上昇効果を付与した相手をコピーし、倒す事が出来れば更に優位を取れるパターンが存在します。
又、メガシンカ後の姿をコピーすると
「持ち物を持ったメガシンカポケモン」として活用出来る為に
手持ちに入れておくだけで警戒される事が必然となります。
戦闘開始や同時に交代を行った時は素早さの関係で元のメタモンの素早さが遅ければ遅いほど良いです。
これは、「いかく」等の能力下降特性を「メタモンの状態で受けてからへんしんし、相手の段階と同じにする」というところから
気をつけたいのは、ギルガルド等のフォルムを変えるポケモンに対しては出したタイミングのフォルムで固定してしまうという事ですね。
キングシールド等を使用してもフォルムが変わりませんので注意が必要。
技もコピーして見れるので、何を覚えているか確認が出来るというのも大きい利点です。
しかし、体力はメタモン依存のステータスなので
HPの数値だけは意識した方がいいかもしれません。
又、どくびしやステルスロック等も「メタモンの時に受ける」という条件がある為
出し方を間違えないようにしたいですね。

ホルード
ノーマル・地面タイプの通称「腹巻きおじさん」
しかしこのポケモン夢特性がなんと「ちからもち」
これにより、物理技の火力が飛躍的に高い指数で放つことが出来ます。
ざっくり言ってしまえば、命の珠ガブリアス地震ホルード地震が似たような威力というところですね。
それだけ訳の分からん火力をしているポケモンで、更には「でんこうせっか」が放てるという、先制技まで持っていて尚且つ高威力に変化するというとても恐ろしいポケモンです。
つるぎのまい」も覚えるので、火力上昇も可能。
場合によっては命の珠ホルード地震でシールド状態のギルガルドすら一撃で飛ばす事もあります。
覚える技も多彩で、ダストシュート、冷凍パンチ、炎のパンチにワイルドボルト等、様々なタイプの物理技を扱えますがその中でも異質なのが
イカサマ」
で、この技ですが
「相手の攻撃力で攻撃する」為に
ちからもちの、
「技威力を倍」にするところから
相手によってはとてつもない火力で襲い掛かる事になります。
又、悪Zイカサマは「ヤドランを消し飛ばす火力が出せる」というのも一点、注目したいポイントです。
ノーマルタイプの火力役としてはこれ以上ない優秀なポケモンですが、全能力で見ると火力以外は平均なので、注意すべき点はそれなりに多いです。
それでも、唯一のノーマル・地面タイプという事もありとても重宝する存在です。

ハピナス
最後はこちら、通称「ピンクの悪魔」ハピナスです。
通り名がとんでもないことになっていますが、こちらは「特殊耐久値が尋常ではない」事が特徴で
ざっくり言ってしまえば
「格闘特殊技(きあいだまはどうだん)ですら2発で倒せるポケモンが少ない」
くらいの耐久値です。
本当に弱点か?と思うくらい耐えるので注目を
実際、受けるだけなら「ラッキー」のがしんかのきせきも持てる為に物理にも強くなって硬いのですが、ハピナスの場合
「特殊攻撃も弱くない」
という性能に
受けながら攻撃、更には回復技を使う事で相手を悩ませること必至になります。
ラッキーと違いポリゴン2 とも併用して使いやすいので、個人的にはハピナスを愛用する事が多いですね。
物理攻撃に対する耐久値は無いので、本当に特殊攻撃アタッカー相手に使いましょう。
相手によってはポリゴン2ハピナスを入れ替えているだけで倒せてしまう事もあります。
そのくらい単体性能が良いんですね。
上から殴り倒すだけがポケモンでは無い、という事を教えてくれる1匹です。
技範囲もなかなかに広い為、パーティに合わせて攻撃技を搭載出来ます。
小さくなるからどくどく、ちきゅうなげもラッキー共々ハピナスで行っても良いでしょう。


ノーマルタイプ編1はざっくりとノーマルタイプの中身についてご説明させて頂きました。
次回のノーマルタイプ編2 では実際のパーティ組についてお話したいと思います。
ノーマルタイプ編3 では、上位パーティに対する対策の動き
ノーマルタイプ編4で勝ち筋の設定
という段階でお話致しますので、それでは次回をお楽しみに

それでは

タイプ統一老害のタイプ統一構築紹介ブログ ~序章 挨拶編~

こんにちは、ゆったです。

ポケットモンスター、略してポケモン
このゲームにおいて、花形の楽しみ方であるのが

「他者とのバトル」

そのバトルも、昨今は「シングルバトル」「ダブルバトル」「制限を設けたスペシャルバトル」
等、様々なルールがあります。

手持ちポケモン、通称パーティの組み方におきましても、人それぞれの構成が有り、様々な楽しみ方をしている事と思います。

よくレーティングバトルで、2000超えた、何位でした等という構築ブログがありますね。
私が書くのは、「タイプ統一」というジャンルを書きます。
一般的なバランスを考えたパーティ、それにレーティングバトルで上位を目指すという事とはまた違う内容ではありますが、これも、楽しみ方の1つとして考えて貰えればと思います。

特に画像や図を使うという事や、文字色やサイズの変更などは考えていないので
文面が並んで見にくい、読みずらいと思うかもしれませんが、なるべく分かりやすくなるように考えて書きますので、新聞のコラムみたいなもんだと思ってもらえばいいかもしれません。


さて、タイプ統一というものでありますが

簡単に、このタイプ統一というものを説明させてもらいますと

・手持ちのポケモン全てにおいて、「同一の1 タイプが含まれる」

という事が前提となっています。

例とするならば

ピジョット ノーマル・飛行
ガルーラ ノーマル
エレザード ノーマル・電気
カエンジシ ノーマル・炎
ホルード ノーマル・地面
ラッタ(アローラ) ノーマル・悪

このようなパーティが俗に言う「タイプ統一」というものになります。
全てにノーマルタイプが含まれる為に、全員

「格闘タイプ」

が抜群もしくは等倍になるので、
明らかな弱点として露呈してしまいますが
これも戦略にわざわざ組み込めたりするので、それは今後の更新で各タイプにてご紹介致します。

なんだかんだでこのタイプ統一、それはそれは結構な人数が組んでいたりします
皆さんもタイプ統一でレートいくつになった、なんてブログとかチラッと見たりした事無いでしょうか?
例えばゲーム配信をしている人とかにも、
このタイプ統一を中心にポケモンをしている人が居ます。
数年前は今より目立ったのですが、最近は結構減った感じではありますね。

まぁ、かく言う筆者の私も、ニコニコ生放送なんかでよく配信したり、タイプ統一のポケモンバトル企画なんかに参加、又、オフライン大会なんかで「ノーマルタイプ統一」をメインにやってるんですがね。(今はなかなかキツイですけども)

それはさておき

ポケモンには、合計18タイプが存在
ポケモン1〜2タイプを所持しており
タイプに応じて見た目もさる事ながら
覚える技やステータス、特性なんかにも特徴があります。
現在、複合して存在しないタイプもまだまだあります。(炎と草、ノーマルとゴーストなんかまだ無いですね)

各タイプの特徴をざらっと、タイプ統一という枠では無く特徴として書くので、好みのタイプ以外はある程度スクロールしてもらっていいです。

・ノーマルタイプ

個体数が多い
弱点は格闘のみだが、ゴースト技を無効にする以外全て等倍ダメージとなる
基本的に動物がモチーフで、可愛いと言われるポケモンが多い
ポケモンが様々な技を使える事が多い
ステータスは全体的に少し低め

・炎タイプ

個体数は多くない
弱点が水、岩、地面とサブウェポンとして搭載、もしくは一部の強力なポケモンのメインタイプになる事が多い
有利をつけるのは草、虫、鋼、氷といった熱に弱そうなところ
技の追加効果に「やけど」の確率があるものが目立つ
又、このタイプのポケモンは「やけど」状態にならない
ステータスとして、攻撃面が高めで防御面が低めなポケモンが多い
全体的に炎を纏い、赤がモチーフなポケモンが多い
攻撃技としてこのタイプを使う時に天候が「はれ」だと威力が1.5倍になり、「あめ」だと半減される

・水タイプ

個体数は多め
全体的に魚や水中生物、両生類等の見た目をし、青や水色を使ったポケモンが多い
有利をつけるのは炎、地面、岩といったタイプ
弱点として、電気、草でサブウェポン搭載される事が多い
ステータス的には防御面の高さが目立つ
サブウェポンに氷技を覚えるポケモンが殆どで、第二タイプに氷タイプが入っているポケモンが初代(赤・緑)から多く存在した
このタイプの攻撃技として、天候が「はれ」だと威力が半減し、「あめ」だと1.5倍になる
又、天候「あめ」を利用する特性が多いのも特徴

・草タイプ

個体数はやや少なめ
そのタイプ名通り、草、もしくは木等の植物をモチーフにしたポケモンが多く、緑色のポケモンが多く存在している
弱点が多い事でも有名で、炎・飛行・虫・氷・毒といったところになり
半減出来るのは草・水・地面・電気
このタイプは主に「粉」という技やキノコのほうし、やどりぎのタネを無効化する
(眠り粉、しびれ粉等)
草木の生命力からか、防御面のステータスがやや高めになっている
HPを回復する技が多く、相手から与ダメージの一部を吸収する技が特徴的
天候「はれ」を利用する「ようりょくそ」等の特性が多いのも特徴的

・電気タイプ
個体数は少なめ
全体的に黄色いポケモンが多く、総じて小柄なものが目立つ
素早さのステータスが全体を見ても高めなポケモンが多く、電気というものを表している
技の追加効果に「まひ」を付与するものが多いのも特徴で、このタイプのポケモンは「まひ」にならない
弱点は地面だけだが、防御面が低めのステータスをしているポケモンが多い
サブウェポン搭載できる範囲が狭いのも特徴で、このタイプのポケモン
・電気技
・めざめるパワー氷
・補助技
ボルトチェンジ
という構成を多数見かける
その分、氷技との範囲相性が良い
又、このタイプの技である「かみなり」は天候「あめ」だと必中となり、「はれ」の時に命中が半減される

・岩タイプ
個体数は少なめ
茶色や灰色で、身体自体が岩で構成されているポケモンが多い
「化石ポケモン」というのは全てにこの「岩タイプ」が含まれているのも特徴的
物理攻撃に対する防御面、攻撃面のステータスが高いのも特徴で、全体的に素早さが低め
このタイプは「砂嵐」の天候でダメージを受けず、特殊防御が1.5倍になるという特徴がある
技の有効範囲が広い事でも有名で、最も岩タイプ技の通りが良い
弱点が地面・水・格闘・鋼と、メイン・サブウェポン両方で多いのが難点

・地面タイプ
個体数は少なめ
全体的にどっしりとした見た目のポケモンが多いのが特徴
砂地をモチーフにしたポケモンが多い
アース(接地)からか、電気タイプを無効化する
弱点は水・草・氷
防御面のステータスが高めのポケモンが多く、攻撃面は物理攻撃が強いポケモンが多い
このタイプのポケモンは天候「砂嵐」でダメージを受けず、この「砂嵐」を利用する特性が多いのも特徴である

・毒タイプ
個体数は多め
「毒」というイメージから全体的に紫色をモチーフにしたポケモンが多い
又、このタイプは「どく」「もうどく」にならないのが特徴(一部例外)
技の追加効果で「どく」「もうどく」を付与する、「ステータスを下げる」技が多い
弱点は地面・エスパー
サブウェポンを範囲広く持てるのも特徴的
ステータスは全体的に少し低め

・虫タイプ
個体数は中程度やや少なめ
毒・飛行との複合が多め
虫タイプの名の通り、実在している虫をモチーフにしたポケモンが基本であり、そのモチーフがステータスの特徴として出ているポケモンが多い
その為に、強い、弱いがハッキリと出ているとも言える
弱点は炎・飛行・岩であり、実在世界そのままである
エスパー・悪・草と与ダメージ有利な相手範囲が貴重な枠でもある

エスパータイプ
個体数は中程度
モチーフが超能力なので、見た目も特殊なポケモンが多く
特徴としては作中内の準伝説・伝説・幻と言われるポケモンの多くの種類がこのタイプを保有しており
一般的なレーティングバトルではその強さから使用出来ないポケモンの数もダントツで多いタイプである
初代ではその範囲の優秀さ、強さ故に2世代で対策となる鋼・悪タイプを追加させたというとんでもないタイプとして有名
技範囲もその通り、鋼に半減、悪に無効化される以外は全てに等倍以上で使える
その代わりに、汎用技であるサイコキネシスサイコショックの威力は控えめで、それ以上の技にはある程度の制約がついてしまう程
ステータスも全体的に高めなポケモンが多く、一部のポケモンはその1匹で試合を決める強さがあるものまで多く保有する
弱点は虫・悪タイプだが、このタイプよりも複合されるタイプで弱点を突かれる事の方が多いように思える

・格闘タイプ
個体数は少なめ
その名の通り、格闘技をモチーフにする見た目が多く、脳まで筋肉なんじゃないのかってくらいマッチョな見た目までいる
全体的に見ると物理攻撃に特化したステータスのポケモンが多く、名が体を表している
全体的なステータスは高めの水準だが、弱点がエスパー・飛行・妖精というタイプの為に、世代で流行るポケモン次第で活躍の場が少ないという事もしばしば
今でこそバシャーモルカリオが台頭してはいるが、彼らも出た当初は血の涙を流すくらいに苦労した経験もある難しいポケモン達である

・飛行タイプ
個体数は多め
名の通り、鳥や羽虫など、空を飛ぶポケモン達が基本のタイプ
弱点は電気・岩・氷で、地面に居ないモチーフの関係で地面技は無効化
虫・草・格闘に有利なタイプである
図鑑説明ではめちゃめちゃに速く飛び回るのに実際の素早さはそこまでじゃないというのも特徴的で、音速超えてるピジョットカイリューより早く動く奴らなんなんだっていっつも言われている
複合タイプもほぼ全てのラインナップがあり、バリエーション豊かなタイプを扱える事でも有名
ステータスは全体を総評すれば高めで、やや耐久性が低い程度
攻撃技、回復技ともに優秀な技も多く使えるポケモンが多いので、パーティには1匹以上入っていることが多い

・氷タイプ
個体数は少なめ
モチーフが氷、雪なので白や水色を基調とするポケモンが多い
メインのタイプとしての活用よりもサブウェポンとして活躍する事の多いタイプ
技マシン13「れいとうビーム」は初代から長く長く愛用されている
このタイプの技は追加効果で「こおり」状態を付与するものがあるということが特徴的で、こおり状態になると特殊な技以外では一切の行動が出来なくなり、毎ターン確率で溶ける事を願うのみとなってしまう
又、氷タイプのポケモンは「こおり」状態にはならず、一撃必殺技の「ぜったいれいど」が無効となり
天候の「あられ」によるスリップダメージを受けない
「あられ」を利用する特性も多く所持している
弱点となるタイプが炎・格闘・岩・鋼と多数活用されるタイプが多く、半減できるタイプが・氷タイプのみのために複合タイプを所持しているとそれだけ弱点が増え、一般的に「脆い」とも言われる
逆に言えば氷・草タイプのユキノオー等はその弱点の多さから逆さバトルでは猛威を奮った
存在が強力なドラゴンタイプに弱点をつける数少ないタイプなので、デメリットが多くてもそのメリットの多さで重宝されているタイプ
全体的なステータスは高めの水準

・ドラゴンタイプ
個体数は少ない
育成に必要な経県値が多い、進化するレベルが高い、進化前のステータスは低いと、ストーリー中じゃなかなか扱いに厳しいタイプだが、それだけあって最終的なステータスはダントツに高い
弱点も氷・妖精、それに同タイプのドラゴンというタイプなだけあって、とても優秀なポケモンが多い
実際のバトルでも、最終的にドラゴン同士で殴り合う試合も少なくない
今でこそボーマンダが台頭しているが、SMまでは「ガブリアス」が環境を牛耳っていたという歴史がある
妖精タイプの登場によりやや扱いにくくなったとも言われているが、そのステータスの高さ故に相性すら無視してくる事は少なくない

・ゴーストタイプ
個体数は少ない
モチーフは名前の通り、幽霊、超常現象である
黒や紫色でおどろおどろしい見た目が特徴
嫌らしい弱体化系の補助技を各ポケモンが広く覚える
ステータス以上に活躍してくるポケモンが多い
ゴースト技として見るとやや威力が低い事が目立つが、ノーマル・悪タイプ以外には幅広くダメージを与えられるタイプなので、シャドーボール等をサブウェポンとしての活用も多い

・鋼タイプ
個体数は少ない
名前の通り、金属ボディのポケモンが多いので、シルバーやグレーといったカラーリングのポケモンが中心的
2世代からエスパー対策として追加されたタイプの為に、エスパーは半減だが、流石金属という耐性で
ノーマル・草・虫・岩・氷・鋼・妖精・ドラゴン・エスパー・飛行技を半減にし、毒を無効化
又、このタイプのポケモンは「どく」「もうどく」にならず、天候「砂嵐」でのダメージを受けない
耐性面がどこまでも優秀で、以前は更に半減する範囲は広かったが流石に強すぎて弱体化が入った
ステータスも全体的に高いポケモンが多く、耐久・火力ともに優秀なポケモンが多い
レーティングバトルにおいてはこのタイプのポケモンを見ないという日はほぼ無いと言っていいだろう

・悪タイプ
個体数は少なめ
2世代からエスパータイプの対策として追加
エスパータイプを無効化する唯一のタイプである
悪は黒いという印象からか、ほとんどのポケモンに黒色が使われている
厨二心をくすぐられるような見た目のポケモンが多く、目つきが少し悪めのポケモンが多い
このタイプのポケモンは特性「いたずらごころ」による補助技の効果を受けない
弱点は妖精・格闘・虫タイプだが、妖精タイプがあまりにも環境に多いせいで活躍しにくいところが目立つ
それでも各ポケモンのステータスは高水準の為に、一定のポケモンは好んで使われる

・フェアリータイプ(妖精タイプ)
個体数は少なめ
X・Yにて追加された最も新しいタイプ
その名の通り可愛らしい見た目のポケモンが多いが
その特徴としては「ドラゴンタイプを無効化する」という耐性
これにより「げきりん」で突っ張ることを許されなくした、いわば環境を変えたタイプである
癖のあるポケモンが多く、所謂「害悪」とまで呼ばれたポケモンも多く存在
「電磁波」「混乱」等はこのタイプであるクレッフィのせいで弱体化されたとまで言われる始末
カプシリーズを筆頭に強力なポケモンが多い
弱点は毒・鋼となり、耐性面も比較的優秀なので好んで使われる
ドラゴン・格闘・悪に弱点をつける優秀なタイプなので、サブウェポンとしても重宝されるタイプである




如何でしょうか?
各タイプのざっとした特徴を並べてみました。
今後はこちらを掘り下げ、では「タイプ統一として戦うならばどうすればいいのか」という点に注目し
私がこれ迄の経験で学んできた戦術を踏まえながら
初心者でも簡単に、楽しんでバトルが出来る構築を紹介していきたいと思います。
ソード&シールドを楽しみにしながら
残りのUSMシーズンを楽しんでバトル出来るように
少しでも役立てられたらなーと
日々の更新をお待ちください

それでは、また